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『ヴェズレーの教会と丘』はフランス旅行での、おすすめスポットであり、世界遺産の観光名所でもあります!
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↑グーグルアースで『ヴェズレーの教会と丘(フランス)』を表示した画面を、画像に別名保存したものです。緯度経度は「ユネスコ 世界遺産リスト」を参照しています。
ヴェズレーの教会と丘(フランス)の世界遺産データ一覧 | |
フランスの世界遺産 名所 | ヴェズレーの教会と丘 |
WORLD HERITAGE [英語名] | Ve'zelay, Church and Hill |
ADDRESS [住所:英語表記] | De'partement of Yonne, Bourgogne Region, France |
世界遺産 登録年 | 1979年 |
世界遺産 登録評価基準 | (i)(vi) ※評価基準の内容は下記をご参照ください。 |
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ブルゴーニュ地方にあるヴェズレーの丘には、古い家並みに取り囲まれるようにセント・マドレーヌ聖堂が建っています。
マグダラのマリアを祀ったとも言われるこのセント・マドレーヌ聖堂は、中世以来多くの巡礼者が訪れる聖地となりました。また、スペインの聖地サンティアゴ・デ・コンポステラへの巡礼道の起点として栄えてきました。
マグダラのマリアはイエスと死と復活を見届けた女性で、その後エルサレムを追われたことから、エルサレム奪回を目指した十字軍の騎士たちの心のよりどころでした。
1146年、復活祭の日にセント・マドレーヌ聖堂に集まった数万の騎士たちは、「神はそれを望みたまう」と口々に叫び、エルサレムへ向けて旅立ぅたと言われています。
セント・マドレーヌ聖堂は、バチカンやスペインの聖地への巡礼の出発点ともなったことから、中世には巡礼者が殺到し、ヴェズレーの町では巡礼者に宿を提供するために、民家の地下に何層もの地下室を掘りました。そんな地下室は今現在、ワイン倉庫などとして使われています。
今の時代でも若者を中心に多くの巡礼者たちが、サンティアゴ・デ・コンポステラへ歩を向けて、ヴェズレーを旅立って行きます。
世界遺産への評価基準(世界遺産登録基準)とは、以下の基準「(i)〜(vi)」を満たしたと見なされ、世界遺産登録が行われています。
(i):人類の創造的天才の傑作を表現するもの。
(ii):ある期間を通じて、または、ある文化圏において、建築、技術、記念碑的芸術、町並み計画、景観デザインの発展に関し、人類の価値の重要な交流を示すもの。
(iii):現存する、または、消滅した文化的伝統、または、文明の、唯一の、または少なくとも稀な証拠となるもの。
(iv):人類の歴史上重要な時代を例証する、ある形式の建造物、建築物群、技術の集積、または景観の顕著な例。
(v):特に、回復困難な変化の影響下で損傷されやすい状況にある場合における、ある文化(または、複数の文化)を代表する伝統的集落、または、土地利用の顕著な例。
(vi):顕著な普遍的な意義を有する出来事、現存する伝統、思想、信仰、または、芸術的、文学的作品と、直接に、または、明白に関連するもの。
「世界遺産委員会」がみなした『世界遺産リスト』は、顕著で普遍的価値を持っている文化的で自然的遺産の一部を形成する830のリストを含んでいます。これらは138ヶ国にわたり、162の自然遺産、644の文化遺産、および24の混合遺産を含んでいます。